【返事も解説!】「ありがとう」の英語スラングをご紹介します

コミュニケーションの時に欠かせない言葉である「ありがとう」。
英語での「ありがとう」は「Thank you」が定番ですが、実はこの他にも英語では「ありがとう」の意味をもつフレーズがたくさんあるんです。
この記事では、「ありがとう」の意味をもつ英語スラングをたっぷりご紹介します。
併せて返事である「どういたしまして」のフレーズもご紹介しますので、ネイティブと話すときにぜひ参考にしてみてください♪

ありがとうの英語スラング

まずは口頭で使える「ありがとう」の意味をもつ英語スラングを紹介します。

Ta

とても短い表現ですが、こちらは幼児語に由来する言葉で「Thank you」の意味があります。読み方は「タ」で、イギリスやオーストラリアでよく使われる表現です。
よく若者が使うスラング英語なので、若者や友人と話すときに使ってみましょう!

Cheers

こちらもTaと同じくイギリスやオーストラリアに加えてニュージーランドでよく使われる表現で、「Thank you」と同じ意味です。
元々“Cheers”はよく乾杯の合図で用いられる言葉なのですが、転じて感謝の気持ちを表すスラングとしても使われています。
カジュアルな表現ですが、見知らぬ人に親切にしてもらった際などにも使えます。ちなみに「さようなら」を言う時にも使える便利な表現なのでぜひ覚えておきましょう。

Thanks

聞いたことがある方も多いこちらの表現は、「Thank you」の省略形です。
「Thank you」と同様に英語圏で広く使われる定番の表現です。Thank youと比べると少しカジュアルな表現でシーンを問わずに使えます。
ちなみに、もっと砕けた表現では「Thanks bro」もあります。こちらは友人など親しい人に対して使いましょう!

Thanks a lot/bunch

こちらはThanksの強調表現です。
“a lot”と“a bunch”は「たくさん」という意味で、ニュアンス的には「めっちゃありがとう」に近いと思います。
しかし、こちらの表現は少し皮肉的なニュアンスを含むときもあるので使う際には気を付けましょう。

Gracias

“Gracias”もありがとうの意味です。
実はコチラの表現は、元々スペイン語の表現です。
しかし、現在ではアメリカなどの英語圏でも感謝を表すスラングとして広く用いられています。

You shouldn’t have!

こちらは直訳すると、「あなたはすべきではなかったのに」という意味になります。
相手のしてくれた行為に対して「わざわざそこまでしてくれなくてもよかったのに」というニュアンスを含んでいるので、「お気遣いありがとう」「わざわざありがとう」という意味になります。
相手が気を遣って自分のために何かをしてくれた時に使ってみましょう!

I owe you one

“owe”は「~のおかげだ」という意味であり、直訳すると「恩に着るよ」という意味になります。比較的カジュアルな表現なので、同僚や上司に対して使えます。
また、“I owe you a lot”などとすることで感謝の度合いをより強めた言い方にすることもできます。

You are the best

直訳すると、「あなたは最高」という意味になります。
こちらは普段から一緒に過ごす時間が多い気心知れた相手に感謝の言葉として使うことが多いです。
単体で使うこともできますが、“Thank you. You’re the best!”のように連続して使うことが多い表現です。

Thanks a million

先ほどご紹介した“Thanks a lot”と似ている表現であるこちらはより感謝を強調している表現になります。“million”は「100万」を意味し、相手に「本当にありがとう」と伝えるときに使います。
しかし、強調しているがために嫌味としても使用されることもあるので、注意が必要な表現でもあります。

You are a lifesaver

“lifesaver”は「命の恩人・救命具」という意味。
日本でも、誰かに宿題を手伝ってもらったりするときに「あなたは命の恩人だよ」ということがあると思います。
英語でも同じく、誰かに助けてもらった際に感謝の意味を込めてこちらのフレーズを使うと「超助かる」というニュアンスの言葉として使えます!

SNSで使える「ありがとう」の意味をもつ英語のネットスラング

続いてSNSで使える「ありがとう」の意味を持つネットスラングについて以下にまとめてみました。

thx

「thx」は、「ありがとう」という意味のネットスラングです。
英語の「thanks」の略で、日本語のニュアンスでは「ありがと!」「あざーす」のようなフランクな感じで使われています。
「thx」が一般的ですが、ほかにも「tnks」「tks」「Thx」「THX」などと表記することがあります。ちなみに読み方は「サンクス」です。親しい間柄で使うカジュアルな表現で、SNSのリプライやコメントなどでよく使われています。

ty

“ty”は“Thank you”の省略形です。こちらもthxと同様、カジュアルな表現です。
ただしtyは短い表現なので少し分り難い時もあります。文脈的にThank youの意味であることがはっきり伝わる時に使いましょう。

tysm

“tysm”は“thank you so much”の省略形です。
入力しやすいうえに感謝の意も伝わりやすいため、ビジネスの場でのメールやチャットでもたまに使用される便利な表現です。
また、似た表現として“tyvm”(thank you very muchの省略形)もあるので併せて覚えておきましょう!

TIA

こちらは“Thank you in advance”の省略形です。
“in advance”は「あらかじめ」「前もって」という熟語なので、「前もってありがとう」から転じて「これからよろしく!」という意味としても使います。

thank youuuu !

日本語で言う「ありがと~~!」のように英語でも語尾を伸ばして言葉を強調することがあります。
日本語の場合には「~」や「―」などの長音記号を付けますが、英語では語末の意味を重ねることで語尾を伸ばすニュアンスを出すことができます。
そこで“thank youuuu !”と最後のuを重ねることで文字の勢いを表現することができるのです。

「どういたしまして」の英語スラング

ネイティブと話していると、「ありがとう」を言うだけではなく言われる機会も多いはず。
そんな時にはどのような返しをするといいのでしょうか。
ここではありがとうに対する返事である「どういたしまして」の英語スラングをご紹介します。

No problem.

“No problem”は直訳すると「問題ない」という意味になります。
そして、ニュアンスとして「たいしたことないよ」「おやすいご用です」という意味で「ありがとう」に対する返事として使うのです。
主に親しい人との会話で使われることが多いカジュアルな表現です。

You bet.

“bet”は「賭ける」という意味の動詞です。
“You bet.”はそもそも“You can bet money on that.(お金を賭けてもいいよ)”の省略形なのですが、転じて「いいってことよ!」「気にしなくていいよ」という意味で使うこともできます。
非常にフランクな言い回しなので、親しい人との会話で使いましょう!

Anytime.

“Anytime.”は直訳すると「いつでも」という意味です。
転じて、ありがとうに対して「またいつでも頼ってよ!」という意味で使うことができるのです。
一語でさらっと返すことができる便利な表現です。

Sure.

“Sure”は元々「もちろん」という肯定の意味がある単語ですが、ありがとうに対する返事としても使えます。
こちらを使うと、感謝に対して「当然のことをしたまでだよ」という意味で返すことができます!

No worries.

直訳すると、「心配しないで」という意味になります。
特にオーストラリアやイギリスで使う表現です、
感謝を述べられたときや謝罪されたとき、また誰かに何かを頼まれた際に「もちろんいいよ」と返答したい場合にも使える便利な表現なので、オーストラリアやイギリスの人とよく話す方はぜひ覚えておきましょう!

No sweat.

“No sweat.”を直訳すると、「汗をかくほどではない」という意味になります。
つまりお礼を言われたときに使うと「全然大したことないよ」という意味として使えるのです。

No big deal.

こちらは「たいそうなこと」という意味の“bid deal”にnoを付け足して「たいしたことじゃないよ」という意味のフレーズになります。
よりカジュアルな表現として、短縮した“No biggie.”という言い方もできます。

【まとめ】英語スラングの「ありがとう」を使いこなしましょう

いかがだったでしょうか。
この記事では、「ありがとう」と「どういたしまして」の英語スラングを様々に紹介しました。
英語のスラングを使うと、よりカジュアルに感謝を伝えることができるので、より相手と親密になることができるでしょう。
ぜひ英語スラングをマスターしてよりネイティブと仲を深めましょう!

おすすめの記事