使えたらおしゃれ!ネイティブが本当に使う英語スラングを紹介!

英語を勉強していると、もっと日常会話でネイティブが使うような表現をしてみたい!と思いますよね。
そんなときにぜひ使って欲しいのが「スラング」です。

スラングとは日本語で俗語とも呼ばれており、友達や親しい人との会話などカジュアルな場で使用される砕けた表現です。

スラングは、時代の変化と共にどんどんと新しい表現が生まれていくことが特徴です。
最近では新型コロナが流行したことでもたくさんのスラングが生まれました。

今回はスラングを勉強するメリットから実際のスラングの紹介、勉強法まで徹底解説します!

スラングを勉強するメリット

スラングを勉強するメリットは、会話の中で細かいニュアンスを伝えることができる点です!

そもそもなぜスラングは使用されるのでしょうか?
もちろんさまざまな理由があるため正解は1つではありませんが、その1つには「今までの言葉で表現しきれなかったことを簡単に伝えられるから」というのがあると思います。

例えば「エモい」という言葉は、それまでうまく表現できなかった感情をこの一言だけで表すことができるから広まったのではないでしょうか?

このように、スラングを使えばうまく伝えられないニュアンスを言語化できます。
絶妙なニュアンスを伝えられたら、英語での会話はもっと楽しくなります!

スラングを使う注意点

このようにとても便利で会話が楽しくなるスラングですが、気をつけなければいけない点もあります。

日本語でも同じですが、スラングは親しい間柄どうしで使われる言葉なので、使う場面や相手に注意が必要です。

基本的には友達との会話だけに使うようにしましょう。
そこまで仲の深い関係でなくても、カジュアルな場で知り合った初対面の人にも使うことができます。

また、親しい人であっても世代が異なる人と会話する時には注意しましょう。

日本でも若い世代で流行っている言葉を上の世代に話しても伝わりませんよね。
逆に中年世代で使われているスラングを若者同士での会話で使ってしまうと、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまいます。

英語でも、そのスラングがどんな世代で使われているのかを理解して使うようにしましょう。

ネイティブが使うおしゃれなスラング

それではネイティブが使う表現を実際に見てみましょう。
今回は、使うとちょっとおしゃれな表現ができるスラングをまとめてみました。

nuts

“nuts”は直訳すると木の実のナッツですが、スラングとして使うと全く関係のない意味になります。
人やその行動に対して使用すると、「狂ってる」という意味の「やばい」に近いニュアンスになります。
“crazy”と同じ意味ですね。

例えばこんな風に使用します。

“That’s nuts.”
“You are nuts.”

少し使い方を変えて、こんな言い方もできます。

“I’m nuts about 〇〇.”

意味は「〇〇にどハマりしている」です。”I’m crazy about 〇〇”と同じですね。

tight

続いては”tight”。直訳するときつく締められた状態を意味する単語です。

スラングとしての意味は「いけてる、かっこいい」になります。

例えば新しい服を買った友達に、「新しい服買ったの?めっちゃいいね」と伝えたい時には、

“Did you buy new clothes? That’s tight! ”

というふうに言うことができます。

extra

「過剰な」といった意味がある英単語の”extra”。
実はこの単語はスラングとして人に対して使うこともできます。

「度を越していてやりすぎ」といったニュアンスで、基本的にはいい意味で使用しません。
例えば駅で友達がうるさくしていて、「ちょっと騒ぎすぎだよ」と注意したい時に、

“You are a little extra.”

という風に伝えることができます。

simp

話題が恋愛になった時に使いやすいスラングもご紹介します!

“simp”は誰かに過度に好意を持っている様子を指します。

例えば、彼氏に対して貢ぎすぎていたり言われたことをなんでもしてあげたりと、彼氏のために私生活を犠牲にしている友達に対して、

“You are being a simp!”「尽くしすぎだよ!」

と言ってあげることができます。

lose feelings

続いても恋愛の会話で活躍するフレーズです。”lose feelings”というスラングを使うと、恋愛感情が薄れてしまうことを表現できます。

例えば今の彼氏に対して気持ちが冷めてきてしまっている。そんな時には、

“I’m losing feelings for my boyfriend.”

という風に言うことができます。

red flag

続いての”red flag”は恋愛で使うことももちろんできますし、その他の場面でも使える便利な表現です。
直訳すると「赤い旗」ですが、スラングでは「考え直すべきこと」という意味をもちます。

例えば恋愛話で、その人はちょっとやめておいたほうがいいよ!と伝えたい時に、こんな風に言うことができます。

“He always avoids talking about his past relationships. That is a red flag.”
「彼は全然過去の恋愛について話そうとしないから、ちょっと危険な気がするよ」

日本では「赤信号」って表現をしますね。最近の言葉では「地雷」という表現が近いかもしれません。

スラングを使いこなせるようになるには?

ここまでいくつかのスラングを紹介しました。
しかしどんな表現があるか知っただけでは実際の会話でスムーズに使うことはできません。

スラングを使いこなすうえで大切なのは、使う場面と言葉が正確に結びついていることです。
これができれば頑張って思い出さなくても反射でスラングを使えるようになります。

これだけだとよくわからないと思うので、詳しく説明しますね。

例えば日本語の「エモい」という言葉を例に出しましょう。
この言葉を使いこなすには、どういう場面や感情が「エモい」なのかを結びつけて理解しなくてはいけません。

若者言葉を知ったばかりのおじさんが「エモい」という言葉を使ったけれど、なんかちょっと不自然で違うんだよなあ...と感じた経験はありますよね。

これは「エモい」という言葉が正しい場面と結びついていないことで違和感が生まれています。

そしてこの結びつきは座学では身につきません。
実際に使っている場面を目の当たりにして初めて理解ができます。

スラングを身につける具体的方法

スラングを的確な場面で使えるようになるために、具体的にできることを2つご紹介します。

1つ目は自分が会話で使用することです。
覚えたスラングを積極的に会話の中で使用してみましょう。

そしてただ使用するだけでなく、「この使い方あってる?」とネイティブに確認するのがおすすめです。
そうしたら相手は「その表現はもっと〇〇な時に使うよ」や「他には〇〇っていう表現もあるよ」とフィードバックをしてくれるはずです。

2つ目は、英語のドラマや映画を見ることです。
まずたくさんのスラングを頭に入れておき(この時点では使えなくても良いです)、そしてドラマや映画を見ます。スラングがたくさん登場する若い人向けの作品がおすすめです。

作品の中でスラングが登場する場面があるでしょう。
すると「なるほど、こういう場面で使うんだな」と実際に使われる場面を理解することができます。

スラングを覚えてもっと英語を楽しもう!

使えるとおしゃれな英語のスラングや勉強方法を紹介しました。

スラングは自分が使えなくても、知っておけば相手が使ったときに会話についていくことができるので、より英語での会話を楽しむことができます。

他にもたくさんのスラングがあるのでぜひ調べてみてくださいね!

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