英語での日付表現は、アメリカ式とイギリス式で異なる書き方があり、日常会話やビジネスメールなどの場面で適切な形式を使うことが重要です。本記事では、英語の日付の基本ルール、表記方法、読み方、そして使い方を詳しく解説します。また、会話やメールでの実践的なフレーズも紹介します。
1. 英語の日付表記の基本ルール
1.1 アメリカ式(American English)とイギリス式(British English)
英語の日付の書き方には、大きく分けてアメリカ式とイギリス式の2つの形式があります。
- アメリカ式(MM/DD/YYYY):July 4, 2025(2025年7月4日)
- イギリス式(DD/MM/YYYY):4 July 2025(2025年7月4日)
アメリカ式は、月→日→年の順で表記し、カンマ(,)を入れるのが特徴です。イギリス式では、日→月→年の順で書きます。
1.2 略式表記
英語の日付を短縮する際の書き方も知っておくと便利です。
- アメリカ式:07/04/2025 または 07-04-2025
- イギリス式:04/07/2025 または 04-07-2025
どちらの形式を使うかは文脈によりますが、国際的な場面では誤解を避けるために省略しない方が安全です。
2. 英語の日付の読み方
2.1 月の名前と省略形
英語で日付を表す際には、月の名前を省略することがあります。以下が月の正式名称と省略形です。
- January (Jan.)
- February (Feb.)
- March (Mar.)
- April (Apr.)
- May (May)
- June (Jun.)
- July (Jul.)
- August (Aug.)
- September (Sep.)
- October (Oct.)
- November (Nov.)
- December (Dec.)
2.2 日付の読み方
日付を英語で読む際には、序数(first, second, third など)を使うのが一般的です。
- July 4, 2025 → "July fourth, twenty twenty-five"
- 4 July 2025 → "The fourth of July, twenty twenty-five"
アメリカ式では「July fourth」、イギリス式では「The fourth of July」と読みます。
3. シチュエーション別の日付の英語表現
3.1 日常会話での使い方
- What’s today’s date?(今日の日付は何日ですか?)
- It’s March 15th.(3月15日です。)
- My birthday is on October 10th.(私の誕生日は10月10日です。)
3.2 ビジネスメールでの日付表記
- The meeting is scheduled for September 12, 2025.(会議は2025年9月12日に予定されています。)
- Please submit the report by July 20th.(7月20日までにレポートを提出してください。)
- The deadline is on the 5th of June.(締め切りは6月5日です。)
3.3 旅行や予約の際の日付表現
- When is your flight?(あなたのフライトはいつですか?)
- It’s on May 3rd.(5月3日です。)
- The hotel booking is for August 18th.(ホテルの予約は8月18日です。)
4. よくある間違いと注意点
4.1 「on」「in」の使い分け
英語で日付を話すとき、「on」と「in」を正しく使い分けることが大切です。
- On July 4th(7月4日に)
- In July(7月に)
- In 2025(2025年に)
4.2 序数の省略
日付を書くとき、序数の「st」「nd」「rd」「th」は省略できる場合がありますが、話すときには必ず使います。
- July 1st → "July first"
- March 2nd → "March second"
- April 3rd → "April third"
- May 4th → "May fourth"
4.3 数字のみの日付表記の誤解
例えば、「04/07/2025」と書かれている場合、アメリカ式では「4月7日」、イギリス式では「7月4日」と異なる意味になります。国際的なやり取りでは、月を文字で書く方が誤解を避けられます。
5. まとめ
英語での日付表現は、アメリカ式(MM/DD/YYYY)とイギリス式(DD/MM/YYYY)で異なるため、場面に応じて適切な表記を使うことが重要です。また、日付を話すときには序数(first, second, third など)を使い、「on」「in」の使い分けにも注意が必要です。本記事のフレーズを活用し、英語の日付表現をマスターしましょう!