長い間会っていない人に対しては、「久しぶり」という言葉を日本語では使いますよね。
それでは、英語で「久しぶり」を表す際にはどのようなフレーズを使えばよいのでしょうか。
この記事では、親しい人に向けて英語で「久しぶり」と言う際に使えるフレーズを解説します。
メールなど直接会わないで使える表現も解説するので、是非参考にしてみてください。
「久しぶり」を表す基本的な英語スラング
まずは、「久しぶり」に相当する一般的な英語フレーズを見てみましょう。
1. Long time no see
最もポピュラーで覚えやすい表現が「Long time no see」です。このフレーズは、友人や知人と再会した際にカジュアルに使える定番の挨拶です。
例文:Long time no see! How have you been?(久しぶり!元気にしてた?)
2. It’s been a while
もう一つよく使われるフレーズが「It’s been a while」です。少しフォーマルな響きもあるので、ビジネスの場や目上の人にも使いやすい表現です。
例文:It’s been a while since we last met.
(前回会ってからしばらく経ちましたね。)
3. I haven’t seen you in ages
「I haven’t seen you in ages」は、久しぶりのニュアンスを強調する表現です。特に、長い間会っていなかった場合に使われます。
例文:I haven’t seen you in ages! What’s new with you?
(本当に久しぶり!最近どうしてた?)
英語ネイティブが使う「久しぶり」のカジュアルなスラング表現
次に、よりカジュアルでフレンドリーな印象を与えるスラングや口語表現を紹介します。これらは親しい友人同士の会話で特に役立ちます。
1. Yo, it’s been forever!
「Yo」はカジュアルな呼びかけの言葉で、「It’s been forever!」は「めっちゃ久しぶり!」という意味合いを持ちます。
例文:Yo, it’s been forever! Let’s catch up soon.
(おー、めっちゃ久しぶり!今度会おうよ。)
2. What’s up, stranger?
「What’s up, stranger?」は、久しぶりに会った相手に対して「最近見かけなかったね」といったニュアンスを込めた軽い挨拶です。
例文:What’s up, stranger? Long time no see!
(やあ、久しぶりだね!)
3. Where have you been hiding?
このフレーズは、相手がしばらく姿を見せていなかったことを冗談っぽく問いかける表現です。
例文:Where have you been hiding? It’s been ages!
(どこに隠れてたの?本当に久しぶりだね!)
4. Long time, no talk
「Long time no talk」は、SNSやメッセージアプリなど、直接会っていない場合でも使えるフレーズです。
Hey! Long time no talk. How’s everything going?
(やあ!久しぶりに話すね。最近どう?)
5. It’s been too long
「It’s been too long」は、再会がどれだけ待ち望まれていたかを伝える、少し感情的な表現です。
例文:It’s been too long since we last talked. How have you been?
(前回話してから本当に久しぶりだね。元気にしてた?)
メールで使える英語スラング「久しぶり」の表現
メールやビジネスのやり取りで「久しぶり」を伝えたい場合、以下の表現が役立ちます。
1. I hope this email finds you well
フォーマルな書き出しとしてよく使われる表現です。
例文:I hope this email finds you well. It’s been a while since we last connected.
(お元気でお過ごしのことと思います。前回のやり取りからしばらく経ちましたね。)
2. It’s been a long time since we last communicated
ビジネスシーンで少しフォーマルに「久しぶり」を表現したいときに使えます。
例文:It’s been a long time since we last communicated. I wanted to reach out and catch up.
(最後に連絡を取ってから長い時間が経ちましたね。近況を伺いたくてご連絡しました。)
3. I apologize for not staying in touch
しばらく連絡を取っていなかったことに対して、丁寧に謝罪を述べる際に役立つフレーズです。
例文:I apologize for not staying in touch. How have ou been?
(しばらく連絡が途絶えてしまい申し訳ありません。お元気でしたか?)
4. It’s great to reconnect
再び連絡を取れたことを喜ぶニュアンスを伝える表現です。
例文:It’s great to reconnect after such a long time. Let’s catch up soon.
(久しぶりに連絡が取れて嬉しいです。ぜひ近々お話ししましょう。)
英語スラング「久しぶり」の使用場面に応じた表現の選び方
「久しぶり」を英語で伝える際には、状況や相手との関係性を考慮することが重要です。以下に、いくつかのシチュエーション別でおすすめの表現を紹介します。
フォーマルな場面
• It’s been a while.
• I haven’t seen you in a long time.
• I hope this email finds you well.
フォーマルな場面では、カジュアルすぎるスラング表現は避けた方が無難です。
カジュアルな友人との会話
• Long time no see.
• Yo, it’s been forever!
• What’s up, stranger?
• Where have you been hiding?
親しい友人との会話では、スラングや軽い冗談を交えた表現が自然です。
メッセージやSNSでのやりとり
• Long time no talk.
• It’s been a while. How are you?
• It’s been too long.
オンライン上でのやりとりには、カジュアルかつ簡潔な表現が適しています。
メールやビジネスでのやり取り
• I hope this email finds you well.
• It’s been a long time since we last communicated.
• I apologize for not staying in touch.
フォーマルなメールでは、相手への配慮が感じられる表現を選びましょう。
英語スラングの「久しぶり」をより自然に言うコツ
英語で「久しぶり」を表現する際、ただフレーズを覚えるだけではなく、以下のポイントに注意すると、より自然でネイティブらしい印象を与えられます。
イントネーションを意識する
特にカジュアルな表現では、イントネーションが重要です。例えば、「Long time no see!」では、最後を上げるようなトーンで言うと親しみやすさが増します。
2. コンテクストに合わせた付加情報を付ける
再会や久しぶりの連絡の際に、単なる挨拶だけでなく、自分の近況や相手への関心を示す文を追加すると、会話が広がりやすくなります。
例文:
・Long time no see! I just got back from a trip to Japan. How about you?
(久しぶり!日本旅行から帰ったばかりだよ。あなたはどう?)
・It’s been a while. I heard you’ve been working on a big project. How’s it going?
(久しぶりだね。大きなプロジェクトに取り組んでいるって聞いたけど、どう?)
3. 文化や相手のスタイルを考慮する
スラングやカジュアルな表現は便利ですが、相手の文化や話し方のスタイルに合わせて選ぶことも重要です。例えば、ビジネスシーンではややフォーマルな表現が適切ですし、親しい友人同士ではスラングを多用する方が自然です。
【まとめ】「久しぶり」を英語スラングで言ってみよう!
「久しぶり」を英語で表現する際には、基本フレーズからスラング、メールでのフォーマルな表現まで、さまざまな選択肢があります。ポイントは、相手との関係性や状況に応じたフレーズを選ぶことです。また、自分自身の気持ちや近況を添えることで、より心のこもったコミュニケーションができます。
今回の記事を参考に、ぜひ実際の会話やメッセージで活用してみてください!