「文字」は日常会話やビジネス、英語学習でもよく使われる日本語ですが、英語では場面によって複数の言い方があります。この記事では、「文字」は英語でどう表現するのか、単語の使い分けや文脈ごとの使い方、関連する英語表現まで詳しく紹介します。英語で正確に「文字」を伝えたい人は必見です。

1. 「文字」は英語でどう言う?基本の言い方

「文字」は英語で基本的に letter や character という単語が使われます。

letter はアルファベットの「A〜Z」のような一文字を指すときに使います。

character は文字全般(記号・漢字・ひらがな・数字など)を表すときに使えます。

例文:

The English alphabet has 26 letters.(英語のアルファベットには26の文字があります)

Please enter your password using at least 8 characters.(パスワードは8文字以上で入力してください)

2. 「文字」の英語:意味別の使い分け

2.1 アルファベットや記号としての文字

この場合、以下の英単語が使われます。

letter:アルファベットの文字

symbol:記号(%, &, @ など)

character:文字や記号を総称するとき

例文:Use only letters and numbers.(文字と数字のみを使ってください)

2.2 漢字・ひらがな・カタカナを表すときの「文字」

英語では以下のように区別されます。

kanji(漢字)

hiragana(ひらがな)

katakana(カタカナ)

これらを総称して Japanese characters とも言います。

例文:I can read some Japanese characters, but not kanji.(日本語の文字は少し読めるが、漢字は読めない)

2.3 印刷や画面上に表示される文字

このような場合は以下の表現が適しています。

text:文章やテキスト

font:フォント(書体)

type:印刷された文字やタイプされたもの

例文:The text on the screen is too small.(画面の文字が小さすぎる)

2.4 携帯の「文字数」や「文字制限」

SNSやメッセージでの「文字数制限」は英語でこう言います。

character count(文字数)

character limit(文字数制限)

例文:Twitter has a 280-character limit.(Twitterには280文字の制限がある)

3. 「文字」に関する英語フレーズや例文

3.1 手紙の「letter」との混同に注意

「letter」は文字という意味もありますが、「手紙」という意味もあるので文脈に注意が必要です。

例文:

I received a letter from my friend.(友人から手紙が届いた)

“B” is the second letter in the alphabet.(Bはアルファベットで2番目の文字)

3.2 「一文字」「文字化け」「文字通り」の表現

a single character:一文字

mojibake(英語でもそのまま使われることがある)または garbled text:文字化け

literally:文字通りに

例文:

Type a single character at a time.(一文字ずつ入力してください)

The file opened as garbled text.(ファイルが文字化けして開かれた)

He literally said that.(彼は文字通りそう言った)

4. 「文字」と「言葉」「文章」の違いを英語で理解する

英語学習者にとって混同しやすいのが「文字」「単語」「文章」の違いです。以下で整理してみましょう。

character:最小単位の文字

word:単語(複数の文字で構成)

sentence:文(複数の単語で構成)

例文:This sentence has 20 characters and 4 words.
(この文章は20文字で4単語です)

5. 英語での「文字入力」「文字認識」「文字変換」

ITやテクノロジー関連でも「文字」は多く使われます。

text input:文字入力

character recognition:文字認識

text conversion:文字変換

例文:The app uses optical character recognition.(そのアプリは光学文字認識を使っています)

6. 英語で「文字フォント」や「文字サイズ」はどう言う?

デザインや印刷で使われる「文字のデザイン」についても、以下の表現を覚えておくと便利です。

font:文字の書体

font size:文字サイズ

typography:文字の配置やデザイン全般

例文:Change the font size to make it easier to read.(読みやすくするために文字サイズを変えてください)

7. 英語学習に役立つ「文字」関連の知識

英語学習をする上で、「文字」について知っておくと役立つ豆知識もあります。

英語は Latin alphabet(ラテン文字) を使用します。

英語の大文字と小文字は uppercase と lowercase と呼ばれます。

語学テストではスペルの正確さ、つまり「文字の並び」が重要になります。

例文:Always use uppercase for proper nouns.(固有名詞は必ず大文字を使いましょう)

8. まとめ:「文字」はcontextに応じて英語で使い分けよう

「文字」を英語で表現する際は、一つの単語だけを覚えるのではなく、使う場面に応じて単語を選ぶことが大切です。letter、character、text、symbol など、それぞれの意味と使い方を正しく理解することで、英語表現がより正確かつ自然になります。この記事を参考に、英語での「文字」の使い分けをマスターしていきましょう。

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