苦手という日本語は日常生活でもよく使われますが、英語でどう表現するか悩むことも多いです。この記事では「苦手」の英語表現や使い方、場面別の例文、さらにネイティブが使う自然な言い回しまで詳しく紹介します。
1. 「苦手」の基本的な英語表現
1.1 苦手の直訳と意味
「苦手」を英語で表現するとき、状況によりさまざまな単語やフレーズが使われます。
もっとも基本的な表現は「not good at ~」や「bad at ~」です。
この表現は「~が苦手」という意味を簡単に伝えられます。
例文:
I’m not good at math.(私は数学が苦手です)
She is bad at cooking.(彼女は料理が苦手です)
1.2 dislike と苦手の違い
「dislike」は「嫌い」という意味で、「苦手」とはニュアンスが異なります。
苦手は「うまくできない」「自信がない」という意味合いが強いです。
例:
I dislike spicy food.(辛い食べ物は嫌いです)
I’m not good at spicy food.(辛い食べ物が苦手です)
2. 苦手を表すその他の英語表現
2.1 Struggle with ~
「struggle with ~」は「~に苦労する」「苦戦する」という意味で、苦手を少し強調した表現です。
例文:
He struggles with public speaking.(彼は人前で話すのが苦手です)
2.2 Find ~ difficult / challenging
「~を難しいと感じる」という言い方で、苦手という意味合いも含みます。
例文:
I find English grammar difficult.(英語の文法が苦手です)
3. 苦手のネイティブ表現とフレーズ
3.1 Not my strong suit
このフレーズは「私の得意分野ではない」「苦手だ」という意味でよく使われます。
例文:
Cooking is not my strong suit.(料理は苦手です)
3.2 Can’t stand ~
少し感情的な表現で「~が我慢できない、苦手だ」というニュアンスがあります。
例文:
I can’t stand doing taxes.(確定申告は苦手です)
4. 苦手を伝える場面別の英語例文
4.1 学校や勉強での苦手
I’m not very good at history.(歴史はあまり得意ではありません)
Math has always been a challenge for me.(数学はずっと苦手です)
4.2 仕事やビジネスでの苦手
I struggle with giving presentations.(プレゼンが苦手です)
Negotiations are not my strong suit.(交渉は苦手です)
4.3 日常生活や趣味での苦手
I find cooking challenging.(料理が苦手です)
I’m not good at sports.(スポーツは苦手です)
5. 苦手を克服するときの英語表現
5.1 Improving / Getting better at ~
苦手なことを「上達する」「改善する」という表現です。
例文:
I’m trying to get better at speaking English.(英語を話すのが苦手ですが、上達しようとしています)
5.2 Overcome ~
「克服する」という強い意味で使われます。
例文:
She overcame her fear of public speaking.(彼女は人前で話すのが苦手でしたが、克服しました)
6. 苦手に関連する英語の表現や単語
6.1 Weakness
「弱点」「苦手な部分」を指す単語です。
例文:
My weakness is math.(私の苦手は数学です)
6.2 Avoid / Shy away from ~
「~を避ける」「~から遠ざかる」という意味で、苦手なものを避ける様子を表します。
例文:
He avoids complicated tasks.(彼は難しい仕事を避けます)
7. まとめ
苦手を英語で表現する方法は多様です。基本的な「not good at」や「struggle with」から、ネイティブがよく使う「not my strong suit」などの表現まで幅広く覚えることで、より自然な英会話が可能になります。苦手を上手に伝えられれば、コミュニケーションもスムーズになりますので、ぜひ今回紹介した表現を活用してみてください。