「レストラン」はカタカナでもよく使われる言葉ですが、英語ではどのように表現し、どう使えばよいのでしょうか?海外での食事や英語での会話、ビジネスでレストランを話題にする場面など、さまざまな状況に対応できる英語表現とフレーズを例文付きでわかりやすく紹介します。
1. 「レストラン」は英語で?基本の表現
1-1. restaurant の意味と発音
「レストラン」は英語でrestaurantと書きます。発音は「レストラン」とほぼ同じですが、英語ではレストラントやレストロンのように、語尾の「t」や「nt」が聞こえることがあります。特にアメリカ英語では「レストロン」に近い発音がされることもあります。
例文:
We had dinner at a nice restaurant downtown.
(ダウンタウンの素敵なレストランで夕食をとりました。)
1-2. カジュアル/高級などタイプ別の言い方
レストランの種類によっても英語表現が変わります。
- casual restaurant(カジュアルなレストラン)
- fine dining restaurant(高級レストラン)
- fast food restaurant(ファストフード店)
- family restaurant(ファミリーレストラン)
- buffet restaurant(ビュッフェ形式のレストラン)
例文:
This is a fine dining restaurant, so please dress appropriately.
(ここは高級レストランなので、ふさわしい服装でお願いします。)
2. レストランで使える英語フレーズ
2-1. 入店から注文までの基本表現
海外でレストランを利用する際に使える基本フレーズをいくつか紹介します。
- Table for two, please.(2人用の席をお願いします)
- Can I see the menu?(メニューを見せてもらえますか?)
- I’d like to order this.(これを注文したいです)
例文:
Table for four, please. We have a reservation under Tanaka.
(4人です。田中の名前で予約しています。)
2-2. 注文時に使える英語
料理や飲み物を注文するときに便利な表現です。
- I'll have the steak, medium rare.(ステーキをミディアムレアでお願いします)
- Could I get this without onions?(これ、玉ねぎ抜きでお願いできますか?)
- Can I have a glass of red wine?(赤ワインを1杯いただけますか?)
2-3. 支払い・退店時の表現
会計時や帰るときの表現も覚えておくと便利です。
- Could we have the check, please?(お会計をお願いします)
- Is service included?(サービス料は含まれていますか?)
- Thank you. The food was excellent.(ごちそうさまでした。料理は最高でした)
3. ビジネスで使われる「レストラン」の英語表現
3-1. 会食・接待での言い方
ビジネスの場では、会食や接待のためのレストラン選びが話題になることがあります。
例文:
We’ve booked a private room at a French restaurant for tonight’s dinner meeting.
(今夜の会食のために、フランス料理店の個室を予約しました。)
3-2. 飲食業界での使われ方
レストラン業界では以下のような表現がよく使われます。
- restaurant manager(レストランマネージャー)
- restaurant chain(レストランチェーン)
- restaurant reservation system(レストラン予約システム)
例文:
Our restaurant chain is expanding into the Asian market.
(当社のレストランチェーンはアジア市場に進出中です。)
4. レストランに関連する英単語一覧
英語でレストランに関連する語彙を知っておくと、会話や旅行で役立ちます。
- menu:メニュー
- waiter / waitress:ウェイター/ウェイトレス
- reservation:予約
- tip:チップ
- bill / check:請求書(イギリス/アメリカ)
- course meal:コース料理
- entrée:メインディッシュ(アメリカ英語)
5. まとめ:「restaurant」だけじゃない豊かな表現を使いこなそう
「レストラン」は英語でrestaurantと表現されますが、その種類や利用シーンに応じてさまざまな表現が存在します。日常会話からビジネス、旅行まで幅広く対応できるフレーズや語彙を押さえておくことで、英語でのコミュニケーションがよりスムーズになります。目的や状況に合った言い回しを身につけ、自信をもって活用しましょう。