ビジネスや日常会話で頻出する「紹介」という言葉。英語では「introduce」が基本ですが、文脈に応じてさまざまな表現が使われます。この記事では、「紹介」に対応する英語表現を場面ごとに分かりやすく解説し、自然な会話やメールでの使い方を紹介します。
1. 「紹介」の基本英語表現は「introduce」
1-1. 「introduce」の意味と使い方
「紹介」を英語で表現する際、もっとも基本となる単語はintroduceです。人と人を引き合わせる場面や、新しい概念・製品などを紹介する際にも用いられます。
例文:
Let me introduce you to my friend, John.
(友人のジョンを紹介します。)
Our company will introduce a new product next month.
(当社は来月、新製品を紹介します。)
1-2. introduceの文法と注意点
「introduce」は他動詞なので、目的語が必要です。例えば「紹介します」と言いたいときには、「誰を」「誰に」紹介するかを明確にする必要があります。
例:
I’ll introduce him to the team.
(彼をチームに紹介します。)
2. 「紹介」を意味するその他の英語表現
2-1. 「present」や「feature」などの代替表現
紹介のニュアンスによっては、presentやfeatureといった表現も使われます。
例文:
He presented his research findings to the audience.
(彼は聴衆に研究結果を紹介しました。)
This magazine features up-and-coming designers.
(この雑誌は新進気鋭のデザイナーを紹介しています。)
2-2. Webや文章で使える「showcase」「highlight」
Webサイトやプレゼン資料などでは、showcase(目立たせる、紹介する)、highlight(強調する、紹介する)も便利な表現です。
例文:
The event showcases local artists.
(そのイベントでは地元のアーティストが紹介されます。)
This article highlights key features of the app.
(この記事ではそのアプリの主な機能を紹介します。)
3. ビジネスで使える「紹介」の英語表現
3-1. メールでの紹介文例
ビジネスメールで人を紹介する際は、丁寧かつ簡潔に伝えることが重要です。以下のような文がよく使われます。
例文:
I’d like to introduce Mr. Tanaka, who is in charge of marketing.
(マーケティング担当の田中をご紹介いたします。)
Please allow me to introduce our new business partner.
(新しいビジネスパートナーをご紹介させてください。)
3-2. 自己紹介の表現
自己紹介の際は、Let me introduce myself や I’d like to introduce myself などの表現を使います。
例文:
Let me introduce myself. My name is Yuki Sato, and I’m a sales manager.
(自己紹介させてください。私は佐藤祐樹と申します。営業マネージャーをしております。)
4. 日常会話での「紹介」の使い方
4-1. 友人同士のカジュアルな紹介
カジュアルな場面では、少しラフな言い回しも使えます。
例文:
Hey, this is my friend Lisa.
(やあ、彼女は友人のリサだよ。)
Can I introduce you to my cousin?
(いとこを紹介してもいい?)
4-2. 趣味やお気に入りの紹介
モノや場所などを紹介するときには、recommendやtell you aboutも使えます。
例文:
I’d like to recommend this book to you.
(この本をあなたに紹介したいです。)
Let me tell you about my favorite restaurant.
(お気に入りのレストランを紹介しますね。)
5. 「紹介」にまつわる英語表現を使った例文集
ここでは、紹介に関するさまざまな場面で使える例文をまとめてご紹介します。
1. May I introduce myself?
(自己紹介してもよろしいですか?)
2. Let me introduce you to our CEO.
(当社のCEOをご紹介させてください。)
3. I was introduced to yoga by my friend.
(友人にヨガを紹介されました。)
4. This website introduces famous tourist spots.
(このサイトでは有名な観光地を紹介しています。)
5. Our manager introduced a new approach to team communication.
(マネージャーはチームコミュニケーションに新しいアプローチを紹介しました。)
6. まとめ:「紹介」はintroduceを軸に状況に応じて表現を使い分けよう
「紹介」はintroduceを基本としつつ、present、recommend、featureなど文脈に応じた多彩な表現が使えます。ビジネスの場では丁寧さが求められ、日常会話では自然さが重視されます。紹介する対象や関係性に応じて適切な単語を選び、使いこなせるようになると、英語表現の幅がぐっと広がります。