ヨガのレッスンでは、インストラクターが日本語で指導することが多いですが、ヨガのポーズや用語は世界中で共通して使われる英語が多いのも事実です。英語表現を知っておくと、他のヨガクラスに参加した際や、ヨガ関連の書籍・動画などで役立ちます。今回は、ヨガでよく使われる英語の表現を豆知識として紹介します。

1. よく使われるヨガポーズの英語表現

ヨガのポーズは、日本語でももちろん親しまれていますが、英語でも同じように呼ばれることが多いです。いくつか代表的なポーズを英語表現とともに紹介します。

1-1. ダウンドッグ(Downward Dog)

「ダウンドッグ」は、おそらく最も有名なヨガのポーズです。このポーズでは、両手と両足を床につけ、背中を高く持ち上げる形になります。英語では「Downward Dog」と呼ばれ、犬が前足を地面につけて体を伸ばす姿勢に似ていることから、この名前がついています。

1-2. 戦士のポーズ(Warrior Pose)

「戦士のポーズ」は、脚を大きく開いて膝を曲げ、腕を伸ばして身体を大きく開くポーズです。英語では「Warrior Pose」と呼ばれ、力強い戦士の姿に似ているため、この名前がつけられています。複数のバリエーションがありますが、基本的なポーズは同じ名前で呼ばれます。

1-3. 木のポーズ(Tree Pose)

「木のポーズ」は、片足を上げてもう片方の足に付け、両手を合掌する姿勢です。英語では「Tree Pose」と呼ばれ、木が立っている様子に似ていることからこの名前がつけられました。体のバランス感覚を養うポーズとして人気です。

2. ヨガの指示でよく使われる英語フレーズ

日本のヨガレッスンでも、時折インストラクターが英語のフレーズを使うことがあります。ここでは、クラスでよく使われる指示の英語表現を紹介します。

2-1. "Inhale" と "Exhale"(吸って / 吐いて)

ヨガのクラスで最もよく耳にするフレーズが「Inhale(吸って)」と「Exhale(吐いて)」です。呼吸に意識を向けることは、ヨガの基本です。ポーズを取るときに呼吸のタイミングを合わせるために、インストラクターはこれらの指示をよく使います。

2-2. "Lengthen your spine"(背骨を伸ばして)

「Lengthen your spine(背骨を伸ばして)」という指示は、特に背中や腰に意識を向けるポーズでよく使われます。背骨を伸ばして姿勢を正しく保つことが、ポーズをより効果的にするためのポイントです。

2-3. "Engage your core"(コアを使って)

「Engage your core(コアを使って)」は、体幹を意識して動く際に使われるフレーズです。ヨガでは、腹筋や腰周りの筋肉をしっかり使ってポーズを安定させることが重要です。この指示を理解しておくと、ポーズをより効果的に行えるようになります。

3. ヨガにおける英語の指示を理解するための練習方法

ヨガレッスンで使われる英語の表現を少しでも理解できるようになると、他のインストラクターのレッスンやオンラインレッスンでもスムーズに参加できるようになります。以下に練習方法を紹介します。

3-1. 英語のヨガ動画を観る

YouTubeやヨガアプリでは、英語で指導されているレッスンがたくさんあります。日本語でのレッスンを受けている方でも、英語のレッスンを観ることで、ポーズや指示に使われる英語を覚えることができます。視覚的にポーズを確認しながら英語を学ぶと、理解が深まります。

3-2. ヨガ用語の英語集を作る

自分でヨガ用語集を作り、ポーズ名やよく使われる指示の英語表現を覚えましょう。少しずつ覚えていくことで、クラス中に英語のフレーズが出てきても焦らずに対応できるようになります。

3-3. ヨガインストラクターとの会話を楽しむ

ヨガのクラスでインストラクターと会話をする機会があれば、英語でのフレーズを使ってみるのも良い練習です。例えば、「What should I do next?(次はどうすればいいですか?)」や「Can you show me the pose?(ポーズを見せてください)」など、簡単なフレーズから始めてみましょう。

4. まとめ

日本語でヨガを受けている場合でも、ヨガに関する英語表現を知っておくことで、他のレッスンやリソースを活用する際に役立ちます。ヨガのポーズや指示の英語表現は、ヨガを深く学ぶための大切なツールです。ぜひ、今回紹介した英語のフレーズを覚えて、英語のヨガの世界に少しでも触れてみましょう。

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