「叫ぶ」を英語で表すと「shout」や「yell」が一般的ですが、ネイティブの会話ではもっとカジュアルなスラングが使われることもあります。例えば、興奮して叫ぶ、怒りで叫ぶ、楽しさのあまり叫ぶといったニュアンスの違いによって、使う表現も異なります。本記事では、「叫ぶ」に関連する英語スラングを詳しく解説し、例文とともに紹介します!

1. 「叫ぶ」の基本的な英語表現

1-1. 「Shout」

「叫ぶ」「大声を出す」という一般的な表現。
例:「She shouted for help.(彼女は助けを求めて叫んだ)」

1-2. 「Yell」

「怒りや興奮で叫ぶ」というニュアンスが強い表現。
例:「He yelled at me for being late.(彼は遅れたことに怒って叫んだ)」

1-3. 「Scream」

「恐怖や驚きで叫ぶ」という意味。
例:「She screamed when she saw a spider.(彼女はクモを見て叫んだ)」

1-4. 「Holler」

アメリカ南部でよく使われる「叫ぶ」のスラング。
例:「He hollered at his friends across the street.(彼は通りの向こうの友達に大声で叫んだ)」

2. ネイティブが使う「叫ぶ」の英語スラング

2-1. 「Belt it out」

「思い切り叫ぶ」「大声で歌う」という表現。
例:「She belted out the lyrics at the concert.(彼女はコンサートで大声で歌った)」

2-2. 「Lose it」

「叫びながら感情を爆発させる」というスラング。
例:「He totally lost it when he heard the news.(彼はそのニュースを聞いて叫びながら激怒した)」

2-3. 「Freak out」

「パニックになって叫ぶ」という意味。
例:「She freaked out when she saw the horror movie.(彼女はホラー映画を見て叫びながらパニックになった)」

2-4. 「Go off」

「突然怒り出して叫ぶ」という表現。
例:「He went off on the referee.(彼は審判に怒鳴り散らした)」

3. SNSやカジュアルな場面で使われる「叫ぶ」のスラング

3-1. 「Screaming」

ネット上で「爆笑して叫ぶ」や「驚きで叫ぶ」といったニュアンスで使われる。
例:「OMG, I’m screaming!(やばい、叫びたいくらい笑える!)」

3-2. 「Yelling at my screen」

ゲームや映画を見ながら感情的に叫ぶというスラング。
例:「I was yelling at my screen during the game!(試合中、画面に向かって叫んでた!)」

3-3. 「Shouting from the rooftops」

「みんなに向かって叫びたいほど興奮している」という表現。
例:「I want to shout from the rooftops about my promotion!(昇進したことをみんなに叫びたい!)」

3-4. 「All caps screaming」

「大文字で叫んでる(ネットスラング)」
例:「WHY DID THIS HAPPEN?! (all caps screaming)(なんでこうなった?!)」

4. 友達や家族との会話で使う「叫ぶ」のスラング

4-1. 「Yell my head off」

「頭が吹き飛ぶくらい叫ぶ」という意味。
例:「I yelled my head off at the concert.(コンサートで思い切り叫んだ)」

4-2. 「Let it all out」

「思い切り叫んで感情を吐き出す」というスラング。
例:「Just let it all out if you need to.(必要なら叫んでスッキリしなよ)」

4-3. 「Top of my lungs」

「肺の限界まで大声を出す」という表現。
例:「He was singing at the top of his lungs.(彼は肺の限界まで大声で歌っていた)」

4-4. 「Raise the roof」

「盛り上げるために叫ぶ」という意味。
例:「The fans raised the roof at the stadium.(観客はスタジアムで叫びまくった)」

5. 英語スラングを使うときの注意点

5-1. 使う場面を考える

「Go off」は怒りを表すときに使うので、冗談のつもりで使うと誤解されることがある。

5-2. 文化やニュアンスの違いを理解する

「Screaming」はSNSでよく使われるが、フォーマルな場面では適さない。

5-3. SNSやカジュアルな場面でスラングを活用する

「All caps screaming」や「Shouting from the rooftops」はネット上でよく見られる表現。

6. まとめ

「叫ぶ!」を英語で表現するスラングには、「Belt it out」「Freak out」「Lose it」「Screaming」など、さまざまな種類があります。TPOを考えて使い分けることで、より自然な英会話ができるようになります。ぜひ、会話やSNSで実際に使ってみてください!


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