「大体」という言葉は、何かの概算やおおよその範囲を示す際に使われます。英語では「about」「around」「approximately」などの表現が一般的ですが、カジュアルな会話やSNSでは「kinda」「sorta」「give or take」などのスラングがよく使われます。本記事では、「大体」を意味する英語スラングを例文付きで詳しく紹介し、日常会話やカジュアルな場面で使える表現を解説します!

1. 「大体」の基本的な英語表現

1-1. 「About」

「大体」「約」という意味の最も一般的な表現。
例:「It takes about 30 minutes to get there.(そこに行くのに大体30分かかる)」

1-2. 「Around」

「おおよそ」「大体」という意味で、時間や数量に使われる。
例:「The store closes around 8 PM.(その店は大体8時に閉まる)」

1-3. 「Approximately」

「大体」「およそ」を意味するフォーマルな表現。
例:「The distance is approximately 10 miles.(距離は大体10マイルだ)」

1-4. 「Roughly」

「ざっくりと」「大雑把に言うと」という意味の表現。
例:「The cost is roughly $50.(費用は大体50ドルくらい)」

2. ネイティブが使う「大体」の英語スラング

2-1. 「Kinda」

「なんとなく」「大体」というカジュアルなスラング。
例:「I kinda like it.(大体好きかも)」

2-2. 「Sorta」

「大体」「まあまあ」というスラングで「Sort of」の略。
例:「It’s sorta expensive.(それは大体高いね)」

2-3. 「Ballpark figure」

「大体の数字」「おおよその見積もり」というスラング。
例:「Can you give me a ballpark figure?(大体の数字を教えてくれる?)」

2-4. 「Give or take」

「プラスマイナスで」「大体」というスラング。
例:「It’s 10 miles, give or take.(大体10マイルくらい)」

3. SNSやカジュアルな場面で使われる「大体」のスラング

3-1. 「Ish」

「大体」「おおよそ」という意味のカジュアルなスラング。
例:「Let’s meet at 5-ish.(大体5時くらいに会おう)」

3-2. 「More or less」

「ほぼ」「大体」というスラング。
例:「It’s done, more or less.(大体終わった)」

3-3. 「In the neighborhood of」

「大体」「おおよそ」というスラング(ややフォーマル)。
例:「The price is in the neighborhood of $100.(値段は大体100ドルくらい)」

3-4. 「Somewhere around」

「大体」「おおよそ」というスラング。
例:「It’s somewhere around 3 PM.(大体3時くらい)」

4. 友達や家族との会話で使う「大体」のスラング

4-1. 「Close enough」

「大体合ってる」「ほぼ正解」というスラング。
例:「Your guess is close enough.(君の予想は大体合ってる)」

4-2. 「Pretty much」

「ほとんど」「大体」というスラング。
例:「I’m pretty much done.(大体終わった)」

4-3. 「Rough estimate」

「大体の見積もり」というスラング。
例:「That’s just a rough estimate.(それは大体の見積もりだよ)」

4-4. 「Give or take a few」

「数を前後して大体」というスラング。
例:「It’s 20 bucks, give or take a few.(大体20ドルくらい)」

5. 英語スラングを使うときの注意点

5-1. 使う場面を考える

「Ish」や「Kinda」はカジュアルな会話向けで、ビジネスでは「Approximately」や「Roughly」が適切。

5-2. 文化やニュアンスの違いを理解する

「Ballpark figure」はアメリカでよく使われるが、他の国では通じにくいこともある。

5-3. SNSやカジュアルな場面でスラングを活用する

「Pretty much」や「More or less」はSNSの投稿やコメントでよく使われる。

6. まとめ

「大体」を英語で表現するスラングには、「Kinda」「Ish」「Ballpark figure」「Give or take」など、さまざまな種類があります。TPOを考えて使い分けることで、より自然な英会話ができるようになります。ぜひ、会話やSNSで実際に使ってみてください!


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