英語のネットスラングは、インターネットを使う上で必須の言葉です。SNSやチャットでよく目にするこれらのスラングを覚えることで、コミュニケーションがもっと楽しく、スムーズになります。ここでは、代表的なネットスラングの意味と使い方を紹介します。

1. "LOL" - 笑いを表現する最もポピュラーな略語

"LOL" の意味とは?

「LOL」は「Laugh Out Loud」の略で、笑っていることを表現するネットスラングです。SNSやテキストメッセージで、面白いことを言ったり、笑える内容に反応する時に頻繁に使われます。この表現は、もともとインターネット掲示板やチャットルームで広まり、現在では世界中で広く使われています。

例文

・ "That joke was so funny, LOL!"
(そのジョーク、めっちゃ面白かった、笑!)
・"I can’t believe that happened, LOL."
(そんなこと信じられない、笑。)

2. "BRB" - 一時的な離席を意味するネットスラング

"BRB" の意味とは?

「BRB」は「Be Right Back」の略で、少しの間席を外すときや、離れるときに使います。このネットスラングは、チャットやゲームでプレイヤーが一時的に離れるときに使われます。

例文

・"BRB, I need to grab a coffee."
(ちょっと席を外すね、コーヒーを取ってくる。)
・"BRB, the doorbell rang!"
(ちょっと待って、インターホンが鳴った!)

3. "DM" - 直接メッセージを意味する略語

"DM" の意味とは?

「DM」は「Direct Message」の略で、SNSやチャットアプリで個別にメッセージを送ることを指します。TwitterやInstagramなどのプラットフォームでは、投稿ではなく、1対1のプライベートな会話を意味します。

例文

・"Send me a DM if you want to discuss this further."
(もっと話したいなら、ダイレクトメッセージを送ってね。)
・"I got a DM from my friend on Instagram."
(インスタグラムで友達からダイレクトメッセージをもらった。)

4. "YOLO" - 人生一度きりの精神を表すスラング

"YOLO" の意味とは?

「YOLO」は「You Only Live Once」の略で、「人生は一度きり」という意味です。この言葉は、リスクを取ったり、冒険を楽しんだりすることの重要性を強調する際に使われます。若者を中心に広まりましたが、現在ではさまざまなシチュエーションで使われています。

例文

・"I’m going skydiving this weekend. YOLO!"
(今週末、スカイダイビング行くんだ。人生一度きり!)
・"You should try it, YOLO!"
(それやってみた方がいいよ、人生一度きりだし!)

5. "SMH" - 顎を振る動作から来たネットスラング

"SMH" の意味とは?

「SMH」は「Shaking My Head」の略で、頭を振る、またはがっかりする、呆れるという感情を表現します。相手の行動や発言が理解できない時、または不快に感じた時に使います。

例文

・"He said he forgot my birthday. SMH."
(彼、私の誕生日を忘れたって。呆れるわ。)
・"SMH, how could they do that?"
(あぁ、どうしてそんなことするんだろう。)

6. "TMI" - 余計な情報を表すネットスラング

"TMI" の意味とは?

「TMI」は「Too Much Information」の略で、相手が不必要な情報を過剰に提供してきたときに使います。特に、プライベートな話やあまりにも詳細な情報を聞かされるときに使う表現です。

例文

・"That’s TMI, I don’t need to know that."
(それは余計な情報だよ、そんなこと知りたくない。)
・"Wow, TMI! I didn’t need to hear all of that."
(うわ、それは言い過ぎ!全部聞く必要なかった。)

7. "FOMO" - 取り残されることへの恐怖

"FOMO" の意味とは?

「FOMO」は「Fear Of Missing Out」の略で、「何かを逃すことへの恐れ」という意味です。特に、SNSを通じて他の人が楽しんでいる様子を見て、自分が参加していないことに不安や焦りを感じる心理状態を指します。

例文

・"I’m going to the party, I have major FOMO if I don’t go."
(パーティーに行くよ、行かなかったらすごく寂しく感じる。)
・"She stayed at home because of FOMO."
(彼女はFOMOで家にいた。)

8. "ICYMI" - 情報提供の前置き

"ICYMI" の意味とは?

「ICYMI」は「In Case You Missed It」の略で、何か重要な情報やニュースを見逃したかもしれない人に向けて、それを伝える前置きとして使います。特に、SNSやニュースの投稿でよく見られます。

例文

・"ICYMI, the event starts at 7 PM tonight."
(もし見逃していたら、イベントは今夜7時から始まるよ。)
・"ICYMI, I got a new job!"
(見逃してたら、私新しい仕事をゲットしたよ!)

9. "Bae" - 恋人や大切な人を指す言葉

"Bae" の意味とは?

「Bae」は「Before Anyone Else」の略で、恋人や大切な人を指す言葉です。非常にカジュアルで親しみを込めた表現で、主に若い世代の間で広まっています。

例文

・"I’m going to dinner with my bae tonight."
(今晩、私の彼とディナーに行くよ。)
・"Bae, I missed you!"
(大好きなあなた、会いたかったよ!)

10. "LMAO" - さらに強調した笑いを表現するスラング

"LMAO" の意味とは?

「LMAO」は「Laughing My Ass Off」の略で、非常に面白いことを表現するネットスラングです。「LOL」よりもさらに強い笑いを表す際に使われます。日本語で言う「腹を抱えて笑う」という意味に近いです。

例文

・"That joke was hilarious, LMAO!"
(そのジョークめっちゃ面白かった、笑いすぎ!)
・"I can’t stop laughing, LMAO!"
(笑いが止まらない、腹筋痛いよ!)

11. "IDK" - わからない時に使う略語

"IDK" の意味とは?

「IDK」は「I Don’t Know」の略で、何かについて知らない、または答えがわからない時に使うネットスラングです。特に、SNSやメッセージで、簡単に自分の無知を伝えたいときに便利です。

例文

・"Do you know where my keys are? IDK."
(私の鍵どこか知ってる?わからない。)
・"I asked her the question, but IDK if she has an answer."
(彼女に質問したけど、答えがあるかどうかはわからない。)

まとめ

これで紹介した英語のネットスラングを使いこなすことで、オンラインでのコミュニケーションがよりスムーズになります。ぜひ、SNSやチャットでこれらのスラングを積極的に使ってみてください。それぞれの表現は状況に合わせて使うことが大切ですが、慣れてしまえば、英語の会話がもっと楽しくなること間違いなしです。

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