物が壊れたときに「壊れた!」と言いたい場面はよくありますよね。英語では「It’s broken.」が一般的ですが、ネイティブは会話の中でさまざまなスラングを使います。特にカジュアルな会話やSNSでは「busted」や「fried」など、スラング特有の表現がよく登場します。本記事では、英語のスラングを使って「壊れた」と表現する方法を例文付きで詳しく解説します!
1. 「壊れた!」の基本的な英語表現
1-1. 「It’s broken.」
最も基本的な表現。「My phone is broken.(私のスマホ、壊れた)」
1-2. 「It doesn’t work.」
「動かない」「機能しない」という意味で、故障した機械などによく使われる。「The remote doesn’t work.(リモコンが動かない)」
1-3. 「It’s out of order.」
「故障中」という意味で、特に公衆の機械や設備に使われる。「The vending machine is out of order.(自販機が故障している)」
1-4. 「It’s damaged.」
「ダメージを受けて壊れた」というニュアンス。「The screen is damaged.(画面が壊れている)」
2. ネイティブが使う「壊れた!」の英語スラング
2-1. 「Busted」
「完全に壊れた」「使い物にならない」という意味。「My laptop is busted.(俺のノートPC、完全に壊れた)」
2-2. 「Fried」
「焼けちゃった」「電気的に壊れた」という意味で、電化製品に使われる。「My hard drive got fried.(ハードディスクが焼けた)」
2-3. 「Shot」
「完全にダメになった」というスラング。「This old TV is shot.(この古いテレビ、完全にダメだ)」
2-4. 「Kaput」
「完全に壊れた」「もう動かない」という意味のスラング。「The washing machine is kaput.(洗濯機、完全に壊れた)」
3. 物理的に壊れたときのスラング
3-1. 「Smashed」
「粉々に壊れた」という意味で、ガラスやスマホの画面などに使われる。「I dropped my phone and now it’s smashed.(スマホ落として、画面が粉々になった)」
3-2. 「Shattered」
「粉々に砕けた」という意味で、特にガラスに使われる。「The window got shattered in the storm.(嵐で窓が粉々に割れた)」
3-3. 「Crashed」
「パソコンやシステムがダウンした」という意味。「My computer crashed while I was working.(作業中にパソコンがクラッシュした)」
3-4. 「Wrecked」
「ボロボロになった」「めちゃくちゃになった」というスラング。「His car got totally wrecked in the accident.(彼の車、事故で完全に壊れた)」
4. 機能しなくなったときのスラング
4-1. 「Dead」
「完全に動かなくなった」という意味のスラング。「My phone is dead.(スマホのバッテリーが完全に切れた)」
4-2. 「Done for」
「完全に終わった」「もうダメ」という表現。「My old laptop is done for.(俺の古いノートPC、もうダメだ)」
4-3. 「Toast」
「完全に壊れた」「再起不能」という意味のスラング。「My gaming console is toast.(俺のゲーム機、完全に壊れた)」
4-4. 「Goner」
「もう救えない」という意味のスラング。「If your phone fell in the water, it’s a goner.(スマホが水に落ちたら、もうダメだ)」
5. 英語スラングを使うときの注意点
5-1. フォーマルな場では適切な表現を使う
「Busted」や「Toast」はカジュアルな表現なので、ビジネスの場では「It’s not functioning properly.(正常に動作していません)」などの表現を使いましょう。
5-2. 文化や世代によって意味が異なることがある
「Kaput」はアメリカよりもイギリスでよく使われるスラングなので、地域によって使い分けましょう。
5-3. SNSやカジュアルな場面ではスラングを活用する
「My phone is fried」や「My computer is toast」は、SNSや友達との会話でよく使われます。
6. まとめ
「壊れた!」を英語で表現するスラングには、「Busted」「Fried」「Crashed」「Toast」など、さまざまな種類があります。TPOを考えて使い分けることで、より自然な英会話ができるようになります。ぜひ、会話やSNSで実際に使ってみてください!