日本語の「だって」は、理由を説明するときや言い訳をするときによく使われる表現です。英語では「Because」が基本ですが、ネイティブは会話の中で「Cuz」や「I mean」などのスラングをよく使います。本記事では、「だって」に相当する英語スラングを例文付きで詳しく解説し、カジュアルな会話やSNSで使える表現を紹介します!
1. 「だって」の基本的な英語表現
1-1. 「Because」
最も基本的な「だって」の英語表現。
例:「I didn’t go out because I was tired.(だって疲れてたから出かけなかった)」
1-2. 「Since」
「〜だから」という意味で、理由を説明するときに使う。
例:「Since it was raining, we stayed home.(だって雨が降ってたから、家にいた)」
1-3. 「As」
フォーマルな理由の説明に使われる表現。
例:「As I had no money, I couldn't buy it.(だってお金がなかったから買えなかった)」
1-4. 「For」
やや文学的な表現で、「なぜならば」という意味。
例:「He was silent, for he was thinking deeply.(彼は黙っていた、だって深く考えていたから)」
2. ネイティブが使う「だって」の英語スラング
2-1. 「Cuz / ‘Cause」
「Because」の省略形で、非常にカジュアルな表現。
例:「I didn’t call you cuz I was busy.(だって忙しかったから電話しなかった)」
2-2. 「I mean」
「だってさ…」というニュアンスで、言い訳や説明の前置きとして使う。
例:「I mean, it was way too expensive.(だって、めっちゃ高かったんだもん)」
2-3. 「Like」
「だってさ、なんか…」のように、理由を曖昧に表現するスラング。
例:「Like, I didn’t feel like going out.(だって、なんか出かける気分じゃなかった)」
2-4. 「C’mon」
「だってさ、ありえないよ!」のように、驚きや不満を表すスラング。
例:「C’mon, you know that’s not true!(だって、それ本当じゃないじゃん!)」
3. SNSやカジュアルな場面で使われる「だって」のスラング
3-1. 「Bc」
「Because」の略語で、テキストやSNSでよく使われる。
例:「Didn’t reply bc I was asleep.(だって寝てたから返信しなかった)」
3-2. 「Coz」
「Cuz」と同じく「Because」のカジュアルな略語。
例:「Didn’t go coz it was raining.(だって雨降ってたから行かなかった)」
3-3. 「No cap, but…」
「嘘じゃないけど、だってさ…」のように前置きとして使う。
例:「No cap, but I was too tired to move.(マジで、だって疲れすぎて動けなかった)」
3-4. 「Bruh, I swear…」
「だって、本当にさ…」のように強調するスラング。
例:「Bruh, I swear it wasn’t my fault.(だって、本当に俺のせいじゃなかったんだよ)」
4. 友達との会話で使う「だって」のスラング
4-1. 「Man, it’s just that…」
「だってさ…」と説明を始めるスラング。
例:「Man, it’s just that I forgot.(だって、忘れてたんだよ)」
4-2. 「You know how it is.」
「だって、いつものことじゃん!」というニュアンス。
例:「I didn’t do my homework, you know how it is.(宿題やらなかった、だっていつものことじゃん)」
4-3. 「Not gonna lie, but…(NGL)」
「正直に言うけど、だって…」の意味。
例:「NGL, but I really didn’t wanna go.(正直、だって本当に行きたくなかった)」
4-4. 「It be like that sometimes.」
「だって、そんなもんでしょ」という諦めた感じのスラング。
例:「Didn’t get the job, but it be like that sometimes.(仕事決まらなかった、だってそんなもんでしょ)」
5. 英語スラングを使うときの注意点
5-1. 使う場面を考える
「Cuz」や「Like」はカジュアルな表現なので、フォーマルな場では「Because」を使うのが無難です。
5-2. 文化やニュアンスの違いを理解する
「Bruh」や「No cap」は若者言葉なので、年配の人やフォーマルな場面では適さないことがあります。
5-3. SNSやカジュアルな場面でスラングを活用する
「Bc」や「NGL」はSNSやチャットでよく使われるので、メッセージのやり取りで活用しましょう。
6. まとめ
「だって!」を英語で表現するスラングには、「Cuz」「I mean」「Like」「NGL」など、さまざまな種類があります。TPOを考えて使い分けることで、より自然な英会話ができるようになります。ぜひ、会話やSNSで実際に使ってみてください!