英作文で使えるフレーズまとめ!英検から入試まで対策可能です。

英検や入試の英語を解く際に多くの人が苦手意識を持つのが英作文・ライティングです。
しかし実際は型とフレーズさえおさえれば簡単に対策できます。

今回は英作文の対策法を解説したうえで、抑えるべきフレーズをまとめました。

英作文は型とフレーズで対策できる

英作文に苦手意識がある方はとても多いのですが、正しい対策方法を知っていれば実はとても簡単な問題なんです。

次の問題をご覧ください。

・「以下のTOPICについて、あなたの意見とその理由を2つ書きなさい。」
・「語数の目安は80語〜100語です。」
【TOPIC】
“Today, some companies have online interviews for people who apply for jobs. Do you think this is a good idea?”

これは英検2級ライティング問題の過去問です。
(出典サイト:https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_2/)

こういった問題を見ると、100語なんて書けない!と諦めモードに入ってしまう人がいます。

しかしそれは、100語をすべて自分で書こうとしてしまうから大変に思ってしまうのです。

英作文には型(構成)があります。その決まった型に、テーマに応じた簡単な短文を当てはめるだけで英作文は点を取ることができます。

型を覚えていくつかの文を当てはめるだけというのは、ゼロから100語の英文を考えるより圧倒的に楽なはずです。

英作文は構成を覚え、各パートでどんなフレーズを使えば良いのかを暗記するだけで対策のほとんどは完了です。
あとは受ける試験のレベルに対応した単語と文法の基礎があれば、余裕で解くことができます。

英作文の型(構成)

それではまず、英作文がどのような型で作られるのかを説明します。
英作文はintro→body→conclusionの3つのパートで構成するのが基本です。

ではこの3つのパートは、それぞれどんな役割があるのでしょうか? 

Intro

Introパートでは、自分の主張は何か?という結論を簡潔に伝える役割があります。
この部分だけ見れば、文章全体を通したテーマや筆者の伝えたいことの概要がわかるようになっている必要があります。

Body

Bodyパートの役割は内容に厚みや説得力を加えることです。
Introで述べた主張を支える理由や具体例を述べます。

Conclusion

Conclusionパートはまとめの役割です。
全体をまとめ、Introで主張したことを再度述べます。

英作文の構成を理解したら、フレーズを覚えよう

intro、body、conclusionの役割を理解できたら、続いて各パートで使用するフレーズを紹介していきます。

これから紹介するフレーズを使えるようになると、英作文がが一気に楽になりますよ。

英作文のIntroで使えるフレーズ

Introでは、まず自分の主張を伝えます。そんな時に便利なフレーズはこちらです。

I think that / I don’t think that

後ろにSVの文章を書くことで「私は〜だと思います。」と述べることができる表現です。
thatに続く文章は、問題文をそのまま使って構いません。

例として、先ほどあげた英検の過去問をもう一度使用しましょう。

“Today, some companies have online interviews for people who apply for jobs. Do you think this is a good idea?”

この問題文の言い方をそのまま使用して、
I think that online interviews for people who apply for jobs is a good idea.
と書くことができます。

In my opinion,

こちらは「私の意見では」という表現。カンマの後ろに伝えたい主張を書きます。

例文はこのようになります。
In my opinion, online interviews for people who apply for jobs is a good idea.

I agree with / I disagree with

最後は「〜に同意する/同意しない」という言い方です。

withの後ろには名詞が来るため、次のような文になります。
I agree with online interviews for people who apply for jobs.

英作文のBodyで使えるフレーズ

続いてはBodyで使えるフレーズです。
理由を述べるフレーズや具体例を述べるフレーズを紹介します。

That’s because

「それは〜だからです」と理由を伝えるフレーズです。
後ろにSVの文がきます。

例文はこちらです。
That’s because it is convenient for applicants.

First of all,

「はじめに」を意味するフレーズです。
理由を複数述べる際には、「はじめに」「2つめに」というように並べていきます。

例文はこちら。
First of all, it is convenient for applicants.

First, / Second,

First of allの代わりに、Firstだけでも同じ意味を表します。
そして二つ目を並べる時にはSecondを使用します。

For example, / For instance,

「例えば」と具体例を出す時に使用するフレーズです。

必ず理由を述べた後に使用します。
例文をみてみましょう。

That’s because companies can reduce the costs.
For example, they don’t have to pay for the applicants' transportation.

英作文のConclusionで使えるフレーズ

最後はまとめとして改めて主張を述べる時のフレーズです。

In conclusion,

結論を導く定番のフレーズです。
他の表現にも当てはまることですが、カンマの後ろの表現はIntroで主張を述べた時と言い方を変えるようにしましょう。

For these reasons,

いくつか理由を述べた後で、再度結論を述べる言い方です。

暗記したフレーズを使うときの注意

フレーズを暗記するときの注意点についても触れておきます。

一言一句間違えずに使う

覚えたフレーズを実際の英作文で使う際、スペルや文法のミスに気をつけてください。
たとえばsがついていなかったり、前置詞が間違っていたりなどによって減点されてしまってはもったいないですよね。

覚えたフレーズは一言一句間違えずに使えるようにしましょう。

そのために丸暗記するというよりは、フレーズの暗記と合わせて基礎的な文法力もつけておくことが大切です。

文法の基礎が理解できていれば、暗記していたフレーズが違った時におかしいことに気づくことができるからです。

同じ表現の繰り返しは避ける

英作文の際には、1つの文章中に同じ表現が繰り返されることは避けた方がよいとされています。

そのため、伝えたい意味は同じであっても繰り返し使用する際には別の表現に言い換えるようにしましょう。
新しいフレーズを覚える際に、常に言い換え表現も同時に覚える癖をつけることをおすすめします。

【まとめ】フレーズを覚えて英作文で高得点を取ろう!

一見すると難しそうに感じてしまう英作文ですが、型とそれに当てはめるフレーズを理解できていれば簡単に高得点を取ることができます。

暗記したフレーズは何度も使っていくことで定着しますので、過去問や問題集に取り組む際に積極的にフレーズを活用して英作文を練習するようにしましょう。

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