外国人の友人と恋バナをしたい時や片思いの相手に愛を伝えたい時、英語を上手く使えないと自分の伝えたいことが伝わらなくてモヤモヤしますよね。
この記事では、恋愛に関するフレーズをご紹介します。
是非使ってみてください。
恋の切なさを表す英語フレーズ
失恋をした時などに感じる切ない気持ちは英語ではどのように表現するのでしょうか。
まずは恋の切なさを表す英語フレーズをご紹介します。
painful
「painful」は辛くて切ない気持ちを表す表現です。
「痛い・つらい・苦しい」という意味を持つ形容詞です。怪我などの身体的な痛みを表すときにも使いますが、悲しい出来事に影響されて心が傷ついていたり辛いと感じたりするときにも使えます。
sad/hurt inside
Insideは「内側・内部」という意味がある単語。
家や箱の中などの物の内側を指す他に、心の中など人の内部を指す際にも使うことができます。
そこで「悲しい」という意味の“sad”もしくは「(心が)苦しい、痛む」という意味の“hurt”の後にinsideを続けることによって、心のより深い部分で悲しさを感じているニュアンスを表すことができます。
sweet sorrow
”sorrow”は「悲しみ・悲痛」を表す名詞です。
それに”sweet”がつくことで「甘く切ない」といった切ないけれど幸せなニュアンスも含んだ美しい恋の様子を表しています。こちらはロミオとジュリエットに用いられるほど、詩的なフレーズなので、口語ではあまり使わないことに注意しましょう。
“Parting is such a sweet sorrow.” (訳:別れは切ない)ロミオとジュリエットより
bittersweet
前述したsweet sorrowは詩的な表現でしたが、こちらは会話でよく使う表現です。
「苦い」という意味の“bitter”と「甘い」と言う意味の“sweet”が合わさった単語であり、ほろ苦い経験や気持ちを表す単語になっています。
特に“bittersweet memories”(切ない思い出)というフレーズは洋楽の歌詞でよく使われています。
heartrending / heartbreaking
心が張り裂けそうなほど深い悲しみや切なさを表す時に使える表現です。
先ほど紹介した“painful”よりもさらに悲しみが深く、心に重く鋭い痛みを感じた時に使える表現です。
失恋や別れについて話すときに使うといいでしょう。
unbearable sorrow
“unbearable”は「耐えられない、我慢できない」を意味する形容詞です。こちらを先ほどもご紹介した”sorrow(悲しみ・悲痛)”とセットで使うことで、「耐え難いほどの悲しさ・辛さ」を表現する際に使えるフレーズです。
片想いに関する英語フレーズ
続いて片想いに関する英語フレーズをご紹介します。
one-sided love/one-way love
どちらも「片想い」を表すフレーズです。
「one-sided」は「片側に寄った」という意味であり、どちらか片側に寄った恋ということで片想いになります。
一方、「one-way」は「一方的な、一方通行の」という意味があり、「one-way love」は「一方通行の恋」で転じて片想いという意味になります。
the friend zone
こちらは直訳すると「友達の領域」という意味で、会話でよく使われるフレーズです。
”Be in the friend zone”で、「友達以上の関係にはなれない片思い状態」という意味になり、恋愛相談をする際に使いやすい表現です。海外ドラマにも良く出てくる表現なので、チェックしてみるといいでしょう。
have a crush on A
「crush」は車がクラッシュするかのように何かに対して激しくぶつかるという意味の表現です。
転じて、crushは心がときめいたりする方想いをも表しています。そして、「have a crush on A」は「Aに片思いしている(Aに夢中である)」という意味になります。
日本語だと一目惚れに近い表現と言えるでしょう。
my crush
「crush」は名詞では「好きな人」を指すこともあります。
そこで「my crush」で「私の好きな人」と片想い相手を指すことができるのです。
余談ですが、「初恋」は“first crush”で表すことができます。
have feelings
「have feelings」は「気になっている」という意味のフレーズです。
相手への気持ちがずっと続いているという方想い中の気持ちを表すことができます。
unanswered love
「答える」という意味の“answer”に否定の意味を表す”un”をつけると、「返答のない」という意味になります。
フレーズを直訳すると「返答のない愛」、意訳して「報われない恋」という意味になるのです。また、同じ意味のフレーズとして、“unrequited love”も存在します。
have one’s eyes on A
日本語でも「目をつける」と言う意味を使うことがあります。
英語でも「have one’s eyes on A」とeye(目)を使うことで「Aに目をつけている、Aに注目している」という意味になり、狙っている人がいる際に使えるフレーズです。
愛を伝える英語フレーズ
ここからは意中の相手に対して使えるフレーズをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
I fancy you
“I fancy you”の意味は「あなたが好きです」「あなたのことをいいと思っています」。
英国でよく使われる表現で、知り合って間もない男女が使う軽めの愛の告白のフレーズです。
お付き合いをしたいと思った時に思い切って使ってみましょう。
You are very special to me
“You are very special to me.”の意味は、「私にとってあなたは特別です」。
「特別」の意味がある“special”にさらに“very”を付け加えることで自分にとってあなたが本当に特別な存在であるということを強調しましょう。
Until now I have been looking for you
“Until now I have been looking for you.”は、「今まであなたを探し続けていた」という意味のフレーズです。
日本語に訳すとキザなフレーズで言うのが恥ずかしく思う方も多いと思いますが、英語では自然な表現ですので思い切って使ってみるといいでしょう。
I’m drawn to you
「drawn」は「引き付ける」「引き寄せる」という意味がある「draw」の受動態で、「引き寄せられる」という意味です。
付き合う前や付き合って間もない時期に、相手に対して素直な気持ちを伝えたい場面で使えるフレーズです。
We have a good chemistry
こちらのフレーズは「私たちは相性抜群だね」という意味です。
「chemistry」は「科学」という意味の単語です。
しかし、人間関係においては「相性」という意味として使えます。
パートナーと心がつながっていると感じた時に伝えてみましょう。
She(He) swept me off my feet
こちらのフレーズは、「彼女(彼)に心を奪われた」という意味です。
「swept」は「sweep(掃除をする)」の過去形。「sweep」には他にも「夢中にさせる」という意味もあります。
ぜひ自分のパートナーを誰かに紹介する時に使ってみてください。
別れ・失恋に関する英語フレーズ
ここからは別れや失恋に関する英語のフレーズをご紹介します。
a broken heart/lost love
こちらはどちらも「失恋」という意味のフレーズです。
心がバラバラになったような悲しみを失恋では感じるもの。
Lost loveはよく曲名などにも使われています。
turn down /dump
こちらはどちらも「振る」という意味のフレーズです。
「振られた」としたい場合には、「be turned」「be dumped」と受動態の形に直しましょう。
もともとdumpは「物をどさっと下ろす」、「捨てる」といった意味があります。Dumpの方がより口語的なので、会話の中ではこちらを使うようにしましょう。
break up
こちらは「別れる」という意味で、恋人と別れる際に使うフレーズです。
ちなみに離婚する場合には、「divorce」を使うので間違えないようにしましょう。
You deserve better
こちらは「私よりもいい人がいるよ」という意味のフレーズです。
何らかの理由で恋人と別れる際に、相手に幸せになってもらいたいという気持ちを込めて使ってみましょう。
【まとめ】恋愛に関する英語のフレーズを使いこなしましょう
いかがだったでしょうか。
この記事では、恋愛に関する英語のフレーズをあれこれご紹介しました。
ネイティブの使うような英語のフレーズを使うとより恋バナが盛り上がること間違いなしです。
是非使ってみましょう!